カメラマンとして活動するなら必ず持っておきたいポートフォリオ。たくさんの写真の中からどれを載せようか迷うことはありませんか?今回はポートフォリオに載せる写真の選び方をご紹介します。お問い合わせを増やすための項目もご紹介するので、ぜひ世界観のあるポートフォリオ作りの参考にしてみてください!
目次
ポートフォリオに載せる写真の選び方

ポートフォリオとは、自分の作品をまとめたもののこと。
プリンターで印刷した写真をファイル等にまとめるのが一般的ですが、アルバムのように装丁したり、WebサイトやSNSをポートフォリオとして活用する人も増えています。
ポートフォリオに載せる写真は自分が撮った写真なら何でも良いわけではなく、きちんと条件を決めて選ぶ必要があります。
あなたの作品の良さを伝えるために、または、お問い合わせを増やして撮影依頼をもらうために、写真を厳選しましょう。
ここでは、ポートフォリオ用の写真の選び方を解説します。
ポートフォリオで何を見せたいかを決める
あなたはポートフォリオを通して、何を見せたいのでしょうか?
- 自分の世界観
- 旅の記録
- 日常/非日常
- 写真の日記
ポートフォリオを単なる写真のファイルではなく、メッセージを伝える“作品”として捉えることが大切。
迷ったときには、自分に次のように質問してみてください。
「ポートフォリオを見てほしい相手は?」
「ポートフォリオのコンセプトは?」
「ポートフォリオにタイトルをつけるなら?」
これらを考えるだけでも、写真を選びやすくなるでしょう。
条件を決めて写真を選ぶ
同一人物が撮った写真でも、被写体や色調などのテイストが違うと、別人が撮った写真のようにも見えます。
まとまりのあるポートフォリオを作るためには、条件を決めたうえで掲載する写真を選びましょう。
- 色味
- 使用した機材
- 被写体
- 構図
などなど、条件を決めて厳選していくと統一感が出て、あなただけの世界観を演出できるのです。

実際に印刷して手に取ってみる
写真ってデジタルの画面で見るのと、プリントされたものを見るのとでは見え方が異なりますよね。
そこで、あなたの撮影した写真を一度印刷して、手に取って見比べてみましょう。
するとどの写真がポートフォリオに適しているのか、ピンと来るはずです。
特にクリアファイルや装丁など、現物を手に取る形式のポートフォリオを作るときには、印刷して完成イメージを膨らませるといいですね。
プリントした写真は並べ替えやすいので、どの順番でどのように配置するかも考えやすいです。
配置の順番・優先順位を決める
写真選びと同時に、ポートフォリオ内での配置の順番、レイアウトを考えましょう。
ポートフォリオの先頭に載っている写真の方が見られやすく、特に先頭(現物なら1ページ目、Webサイトなら左上)には力作を入れるのがポイント!
どうしても見せたい作品があるときは、見開きページに大きく載せるのもいいですね。

写真でいっぱいにするよりも、あえて余白を入れた方がポートフォリオは見やすくなります。
さらに途中で文章などを挟むとメリハリ出ておすすめです。
写真以外も!ポートフォリオに掲載したい項目

ポートフォリオを通してお問い合わせや撮影依頼をもらいたいなら、写真以外の項目も必須。
たとえば自己紹介でカメラマンの人柄を伝えたり、SNSで他の写真も見てもらったりできます。
写真以外の項目に、お問い合わせや撮影依頼を後押ししてもらうのです。
ここでは、写真以外にもポートフォリオに掲載しておきたい項目を4つご紹介します。
自己紹介+自分の写真
ポートフォリオの最初または最後のページ(Webサイトの場合は独立したページやサイドバー)に、自己紹介と自分の写真を掲載しましょう。
どんなに良い写真を撮れても、人柄の悪いカメラマンとの撮影はあまり楽しくないですよね。
またカメラマン本人がどんな人物かわからないと、依頼をしにくい人も多いです。
自己紹介+自分の写真で、あなたがどんな人物なのかを伝えましょう!
コンセプトやテーマ
ポートフォリオのコンセプトやテーマを言語化し、メッセージとして伝えるのもおすすめ。
あるいは、自分が写真撮影をしているときの考え方や信条などでもかまいません。
最近は副業や兼業としてカメラを始める人も増えています。
その中で選ばれるカメラマンになるためには、他のカメラマンとの差別化が必要。
差別化ポイントとなるのが、依頼する側が共感するような「メッセージ」の発信です。
ポートフォリオを通してあなたが大切にしていることを伝え、お問い合わせや依頼につなげてみてください!
お問い合わせ先
絶対に忘れてはいけないのが、お問い合わせ先の掲載です。
メールアドレスや電話番号だけでなく、自分の名前や(あれば)屋号も載せましょう。
意外とお問い合わせ先を載せ忘れる人が多く、せっかく「依頼したい」と思っている人をとりこぼしてしまいます。
Webサイトをポートフォリオにする場合は、サイドバーやフッターなどわかりやすい位置にお問い合わせ先を載せます。
SNSをポートフォリオにするなら、依頼したい人が迷わないようにプロフィール欄にお問い合わせ先を明記しましょう!
SNSへのリンク
SNSを活発に使っている人は、ぜひSNSへのリンクも掲載しましょう。
ポートフォリオとSNSを一緒に使う利点はたくさんあります。
- ポートフォリオに載せきれなかった写真を見てもらえる
- カメラマンの普段の人柄をよく知ってもらう
- カメラマンと依頼側のコミュニケーション
- SNSからなら気軽に依頼しやすい
- SNSとポートフォリオで双方向にリンクできる
ポートフォリオの作り方や活用方法はこちらの記事でも解説しているので、合わせて参考にしてみてください!
ポートフォリオの写真撮影に!雰囲気のあるモデル・被写体5選

いざポートフォリオを作ろうと思うと、意外と載せたい写真がないことに気付く人も多いかもしれません。

そんなときにはポートフォリオ用に写真を撮りに出かけましょう!
被写体が必要な人は、ココナラミーツに出品しているモデル・被写体に依頼するのがおすすめです。
練習も兼ねて出品しているモデル・被写体もたくさんおり、お互いのスキルを高め合えるのがポイント。
もちろんプロのモデルもいるため、よりスキルの高い被写体を探している人も安心です!
やわらかな雰囲気のある写真をポートフォリオに入れよう
ミドルエイジの男性モデルでポートフォリオを大人っぽく
メイクやヘアスタイルなど写真映えする撮影モデル
撮影モデル、作品撮り、ポートレート撮影など被写体をさせていただきます
ナチュラルな雰囲気の写真をポートフォリオに揃えたいときに
ポートフォリオ用で自然体の男性モデルを撮影したい方に
手順①:依頼する人を探す
ココナラミーツで依頼する人を決めていきましょう。
予算、地域、プロフィールから選ぶことができます。
また、依頼する前に、出品者と無料で質問・相談のチャットができます。
条件を確認したり、あなたの希望を伝えてみてくださいね。
手順②:予約リクエストを送る
依頼する人が決まったら予約リクエストを送りましょう。
チャットルームで日程調整を行い、予約日時が確定したら予約完了です。
手順③:サービスを体験する
事前に約束した場所で待ち合わせをして、サービスを受けてください。
あなたの写真で世界観のあるポートフォリオを作ろう

ポートフォリオは写真をポイポイ放り投げるファイルではありません。
1つの大きな“作品”という意識で取り組むと、クオリティの高いポートフォリオが出来上がるはず。
あなたの力作を集めて、あなただけの世界観のあるポートフォリオを作ってみてください!